【受付時間】10:00 ~ 18:00・完全予約制
【休診日】火・日・祝日
【電話】Tel 0120-17-4455
ICRSの目的は、歪んだ角膜の形状をなるべく自然な形状に戻し、円錐角膜の進行を抑える、または遅らせる、というものです。もともとの円錐角膜の程度や角膜の形状の個人差が大きいために、どこまで視力が回復するかは手術をしてみないとわかりません。また、ICRSは弱い近視を矯正する効果もありますが、円錐角膜の方は強度の近視や乱視がある場合が多く、ICRSだけでは裸眼視力の改善はあまり見込めません。メガネやハードコンタクトレンズを装用した時の矯正視力が、手術前より向上する効果が期待できます。
ICRSは劣化しない素材でできていますので、メンテナンスや交換は必要ありません。ただし、目の状態を確認する定期検査は必要です。
手術後数日間はICRSを入れるために切開した傷もあるので、異物感を感じる場合がありますが、傷口が治れば、ICRSによる異物感はありません。
視力を回復させる手術ではありませんが、角膜クロスリンキング後にわずかに角膜形状がフラット化し、近視が少し矯正されることがあります。
半永久的と考えられますが、ごく稀に円錐角膜が再び進行し、再手術が必要になる場合があります。