円錐角膜治療

円錐角膜治療 Q&A

ICRSについて

ICRSを受けるとどれくらい視力が回復しますか?

ICRSの目的は、歪んだ角膜の形状をなるべく自然な形状に戻し、円錐角膜の進行を抑える、または遅らせる、というものです。もともとの円錐角膜の程度や角膜の形状の個人差が大きいために、どこまで視力が回復するかは手術をしてみないとわかりません。また、ICRSは弱い近視を矯正する効果もありますが、円錐角膜の方は強度の近視や乱視がある場合が多く、ICRSだけでは裸眼視力の改善はあまり見込めません。メガネやハードコンタクトレンズを装用した時の矯正視力が、手術前より向上する効果が期待できます。

ICRSはメンテナンスや交換が必要ですか?

ICRSは劣化しない素材でできていますので、メンテナンスや交換は必要ありません。ただし、目の状態を確認する定期検査は必要です。

角膜の中にICRSが入ると、異物感などを感じますか?

手術後数日間はICRSを入れるために切開した傷もあるので、異物感を感じる場合がありますが、傷口が治れば、ICRSによる異物感はありません。

角膜クロスリンキングについて

角膜クロスリンキングを受けると、視力も回復しますか?

視力を回復させる手術ではありませんが、角膜クロスリンキング後にわずかに角膜形状がフラット化し、近視が少し矯正されることがあります。

効果はどれくらい続きますか?

半永久的と考えられます。