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再検査時のメガネでの矯正視力の値が目安ですが、多少前後することがあります。
手術当日は、多少の炎症や手術中に使用した薬剤の影響でぼんやり見えています。数日から1週間ほどで見やすくなってきますが、自然な見え方になるまでに一般的に3か月ほどかかります。
ICLの手術を受けられても、生理的に近視や乱視が進むことは止められません。手術に関係なく視力が若干下がる可能性がありますが、手術を受ける前ほど下がることはありません。
手術中は麻酔をしているので痛みを感じることはほとんどありませんが、目を大きく開くために違和感があったり、目を触られたり押されたりする感覚は残ります。手術後は麻酔が切れると、軽い痛みや異物感を感じる方がいらっしゃいます。痛みの程度には個人差がありますが、心配されるような痛みはほとんどありません。
乱視用レンズがありますので、乱視も矯正することができます。
老眼は矯正できません。
ICLはコンタクトレンズとは違い外気に触れることがないので、汚れがあまり付着せず、お手入れをする必要はありません。また、ICLは耐久性や生体適合性が良い材質でできていますので、今後交換する必要もありません。
片眼につき15分前後です。手術前の準備や、手術後の休憩・診察を含めると約3〜4時間かかります。
基本的に白内障の手術と同様に安全な手術です。合併症の可能性はゼロではありませんが、ほとんどの症状が時間の経過とともに改善します。 ■異物感・しみる感じ・痛み 手術当日は感じる場合がありますが、ほとんどは翌日から数日のうちになくなります。 ■ぼやける・見えにくい 手術直後はかすみがかかったようにぼやけたり、見えにくいことがありますが、徐々に改善します。 ■白目の出血 (球結膜下出血) 手術で切開した箇所が内出血で赤くなってしまう場合がありますが、1~2週間で自然に消失します。 ■眼圧の上昇 手術中に使用した薬剤の影響で、一時的に眼圧が高くなる場合があります。程度によってお薬を追加したり、処置を行う場合があります。 ■夜間の見え方・にじみ 光がにじんで見えたり、まぶしかったり、また、暗所での瞳孔の開きが大きい方は、明るい場所に比べて暗い場所 (夜間) で視力の低下を感じることがあります。 ■その他ごくまれに発生するものとして、レンズの位置ずれ、白内障の誘発などがあります。
手術室は、空気中の粒子濃度を指定された清浄度クラスに合致するよう制御された、クリーンルームになっています。清浄度を保つために、細かい粒子を捕集する高性能フィルター (HEPAフィルター) を用いて除塵・除菌を行なっています。みなとみらいアイクリニックでは定期的に洗浄度を調べ、クリーン度の維持に務めており、1999年の開院以来現在までに感染症の発症は1例もありません。レンズを挿入するために切開した部分が治癒するまでに細菌が侵入し、感染を起こす場合がありますので、手術後1~2週間は汚れた手などで目を触らないように十分注意して下さい。感染予防のために抗生物質のお薬を処方いたしますので、指示されたとおりにお使いください。
目を強くこすったりしても、ICLが破損することはありません。目に強い衝撃を受けると破損してしまう可能性はありますが、いままでそのようなケースは一例もありません。
ICLが入っている部分の構造上、ICLが日常生活の中で外れることはありませんが、ICLが目の中で回転する形で動くことがあります。近視用や遠視用の場合は問題ありませんが、乱視用の場合は見え方が変わってしまうので位置の修正が必要です。見え方に変化があった場合はクリニックまでご連絡ください。
ICLは、1997年にCEマーク(欧州安全規格)取得、2005年にアメリカのFDAが認可、2010年2月に日本の厚生労働省が認可しており(乱視用は2011年に認可)、今までに全世界で100万件以上の手術が施行されています。みなとみらいアイクリニックでもすでに10年以上の経験あり、重篤な合併症は発症していません。将来的に問題が生じる可能性はわかりませんが、低いと考えています。
すべて受けられます。ただし、白内障など、ICLが挿入されている部分より奥の手術を受ける場合には、ICLをはずす必要があります。
その方の目の形や度数によって適したタイプを選択しています。それぞれに特徴があり、どちらのタイプの方がすぐれているということはありません。
適応検査で問題がなく、21歳以上の方であれば年齢に上限なく受けられます。 ICLが適さない方の目安としては以下の内容です。 ■屈折異常(近視・遠視・乱視)以外の原因で視力が低い ■角膜内皮細胞の数が極端に少ない ■白内障・緑内障など、目の病気がある ■前房、または後房の幅が狭い ■全身の病気 (重篤な糖尿病、膠原病など) がある ■妊娠または授乳中 (ホルモンバランスの関係で屈折力が変化したり、感染症予防の薬が使用できない場合があるため) ■年齢が21歳未満 (体が成長している間は、近視がまだ進む可能性が高い) ■医師の説明を理解できない ■屈折矯正手術が許されない特殊職業に就いている
手術当日は、炎症や手術中に使用した薬剤の影響などで多少ぼんやり見えていますが、帰宅時は保護メガネを装用していただくだけで眼帯を使用しませんので、お一人でも大丈夫です。足元に注意してお帰りください。
すぐにクリニックまでご連絡ください。
手術後1週間は、ほこりや予期せぬ衝撃から目を守るために、外出時には保護用のメガネやサングラスを、就寝時にはクリニックからお渡ししている透明なプラスチック眼帯を使用してください。
手術後1週間ぐらいは傷口が完全にふさがっていないので、特にこすらないように気をつけて下さい。傷が治った後は、目をこすった程度でレンズが外れたり傷がつくことはありませんが、もともとこすることはあまり目によくないので、なるべくこすらないように気をつけて下さい。
手術日を含めて3日間程度は休める環境をつくってください。戸外でのハードな仕事等は医師にご相談ください。
翌日検査の終了後、アイメイク以外のお化粧が可能になります。アイメイクは手術後1週間まで控えてください。
すべてのスポーツは、手術後1週間控えて下さい。ジョギング、ゴルフなどの軽いスポーツは、1週間検査で問題がなければ始められます。目をぶつける可能性のあるスポーツ(格闘技・球技など)や水泳は、1か月ぐらい控えて下さい。
ICLは虹彩の奥にあるため見えません。