1999年、医学界で最高権威のジャーナル「The New England Journal of Medicine」の巻頭論文に角膜上皮のステムセル移植術が掲載され、世界に先駆けて体細胞ステムセル移植による治療を成功させたことで注目を集めた。ドライアイ研究でも高く評価され、各国で講演・指導にあたるほか、レーシックではプロゴルファーやスポーツ選手、多くの著名人の手術を執刀している。眼科専門医による安全な近視治療の普及、アイバンクの発展や医療情報の開示にも勢力的に取り組んでいる。
「坪田先生はなぜメガネをかけているのですか?」とよく聞かれます。僕のメガネはドライアイ用の保護メガネです。僕の長男が20歳になったときには、レーシックをプレゼントしました。とても喜んでくれて、父としても医師としても大変うれしく思いました。レーシックや角膜移植などの視力治療のことを広く皆さんに知っていただけたらと思います。