わたしが米国のWilmer眼研究所で与えられた研究テーマのひとつは、LASIK後に満足が得られなかった患者様の目の状態や、その原因と治療に関するものでした。当時、米国では格安LASIK施設が台頭し、眼科医ではない者が手術を行うなどが原因で、不幸な手術結果を生むという問題が起こっていました。Wilmer眼研究所にはそのような患者様が救いを求めて多数受診されていました。本来LASIKは、患者様の希望を良く聞き、正確に適応を判断し、調整された環境・設備で手術を行えば、リスクのほとんどを回避できる安全性の高い手術ですので、合併症の診療・解析は貴重な経験で、勉強になりました。
帰国後は母校の鳥取大学に戻り、井上幸次教授のもとで様々な角膜疾患や眼感染症について勉強を重ねながら、屈折矯正手術専門外来の新規開設に携わりました。
これまでの経験を生かして、患者様のご希望と目の状態に最も適した術式を提案し、結果にご満足いただけるよう診察・手術に最善を尽くしています。自分の大切な家族・友人と接するように患者様と向き合い、今の見え方で困っていること、手術にどのような期待をしているのかをじっくりとうかがいます。そして手術前後だけではなく、何年経過しても気軽にご相談いただける関係を大事にしたいと考えております。
角膜カンファランス2019
会期:2019.2.7~9
会場:ウエスティン都ホテル京都
第4回日本SURF臨床医学研究会
会期:2018.7.21
会場:中外製薬株式会社 横浜支店
角膜カンファランス2018
会期:2018.2.15~17
会場:グランドプリンスホテル広島
第32回JSCRS学術総会
会期:2017.6.23~25
会場:福岡国際会議場・福岡サンパレス
角膜カンファランス2017
会期:2017.2.16~2.18
会場:アクロス福岡
角膜カンファランス2015
会期:2015.2.11~2.13
会場:高知市文化プラザかるぽーと
第8回鳥取県中西部眼科研究会
会期:2014.8.23
角膜カンファランス2014
会期:2014.1.30~2.1
会場:沖縄コンベンションセンター